にじいろカルテ #1
第1話が終わった時点でずっとブログを書こう書こうと思っていたのですが、ギリギリ滑り込みですね。
にじいろカルテ。第1話。
私的な理由(推しと推しの共演かつ、推しが私と同じお仕事を演じるという大奇跡)もあり、ずっとこのドラマが始まるのを楽しみにしておりました。
が、ついに、始まりましたね。
コロナの影響でドラマの開始時期もまばらな時があり、ようやくドラマ陣の足並みが揃ったなと思う中でのスタートだったので、どんなドラマになるかな、同じクールの中でどんな立ち位置になるかなとワクワクしておりましたが、
想像以上!!!!!!100点!といわずに56828点くらいです。
まあぼちぼち感想を書いていきたいと思います。
そもそもヒューマンドラマってすごい難しいといいますか、主人公に共感できなかった時点で、つまらなくなっちゃうんですよ。
その点、このにじいろカルテは主人公こそいるものの、太陽、朔先生含め、街の住人の誰しもにスポットライトが当たるようなドラマ。
だから、出てくるたくさんの人間たちのうち、1人くらいは、自分と同じような価値観や境遇の人がいるんですよね。
だからこそ、「色んな人」の心に刺さるドラマだと思っております。
真空先生の気持ちもわかる人もいれば、嵐さんに共感する人もいるだろうし、安達祐実ちゃんに共感する人もいると思います。魔女宅くんとかの立ち位置も最強ですよね。太陽もうるさくてネチネチしていて最高。すぐ怒るけど。
どのキャラクターも作り方がとても丁寧で優しくて、見ていて癒される、そんなドラマでした。
もちろん医療ドラマでもあり、そのへんもとても丁寧だなぁと思って見ておりました。
低体温と熱中症の患者さんを対比させるのも面白いなぁと思ったし、低体温の患者さんのルートを朔先生がとる時に椅子に座っているのも、リアル感がありました。(高齢者かつ低体温だと血管縮んで、ルートとるの長期戦になる)
輸液を温めたり、部屋を暖かくして汗かきながら処置したり、不整脈のリスク考えてゆっくり体温戻したり、(その辺はきちんと医療監修があるんだとは思いますが)
個人的には、ドクター2人の指示に対してテキパキ動く太陽くんがさすが過ぎて見入ってました(推しだし)
最初は暖かくてのんびりした流れなのに、医療処置のシーンになるといきなり展開が早くなるのも、テンポよく見れた一つの理由だと思います。
それにしても雨降らしの中の撮影大変でしたよねきっと、、
またドラマ全体の話に戻るのですが、
真空先生のセリフでいくつか好きなものがありまして、、
冒頭の救命救急センターでのシーン
何ニヤニヤしてるんだと指摘されたのに対して
「すいません。なんか嬉しくて。ここが私の生きていく職場なんだなぁと思うと、嬉しくて、誇らしくて」と、恥ずかしそうに話す真空先生。
その言葉があったからこそ、病気になって転落して、居場所がなくなってしまった真空先生の辛さが痛いほど伝わってきた気がします。
細かくは描かれないけど、医者になるのってよっぽどの精神力がないと無理だと思うんですよ、医学生時代も研修医時代も、、年齢的にもようやく1人で診断して仕事を任されるようになって、やっと認めて貰えるようになった矢先、、ってタイミングだったから、いやほんっとに、布団くるまってる真空先生抱きしめたすぎた、、
あとは、「うちに患者は要らない」と言われてしまった真空先生だからこそ、最後に朔先生が「患者で医者って最高」ってかけた言葉がすごく素敵だなぁと思いました。
なんだろう、どん底に落ちても「大丈夫だよ」とか「そのままでいいんだよ」というメッセージが間接的に伝わってくるドラマだなぁと思っておりました。
太陽がメンズナースだったり、サラッと嵐さんが「旦那に逃げられた」って言ったり、そういう細やかな「普通とちょっと違うことが当たり前になっている」っていう設定が、自分に自信がなかったり、今の自分に悔しさやもどかしさを感じている(というか自分に満足してる人なんていないと思う)みんなに届くドラマになっている理由なのかなぁと思いました。
真空先生が涙溜めて自分の病気を話すシーンはとんでもなく美しいですよね。
なんか自分を他人にさらけ出せるの、ちょっと羨ましいなぁと思いました。
あと細かいところで言うと、美術がとても丁寧で、画が美しかったですね。
種類のあるコーヒーや、種類の違う椅子の形。
色やものが多いのに、見ていてうるさくならない、細かい作りがすごいなぁと思ってみていました。
なんだか、期待を遥かに超えた、本当に素敵なドラマでした。ほんとうに、1話から、だいすき。
2話以降も、この温かさを感じられると思うと、楽しみです。
あと1日頑張らなきゃいけないっていう木曜の夜にピッタリのドラマだなぁと思っております。
大雨の中処置して、回復していくと共に雨が上がって、最終的に空が晴れた、っていう、典型的なのに、良かったと安堵するような流れも良かったですよね。
患者さんが回復した時に「よっしゃあ
〜」ってみんなでいうのも、リアル。(職場で患者さんが回復の兆しが見えた時に、よくドクターがガッツポーズしてるの思い出しました)
YouTubeで公開された、真空先生、太陽、朔先生の「にじ」も良かったですよね。
今夜、2話、楽しみにしています
出だしからこんな感じで、果たして私のこのブログは続くのか、、(小声)